コンテンツにスキップ

特典概要

特典とは、ユーザーにとってのメリットを生み、事業者にとっては来店・購買・継続利用を後押しする仕組みの総称です。

代表的なものに、クーポンやポイントがあります。どちらも販促に使われますが、向いている場面や運用で悩みやすい点は少し異なります。

特典に共通する特徴

  • ユーザーに付与できる
  • 利用や交換などの消化という概念がある
  • 期限や条件によって利用可否が変わる
  • ユーザー価値と事業者側のコスト管理の両立が必要になる

クーポンとポイントの違い

種別 向いている場面 よくある悩み
クーポン 新規獲得、再来店促進、期間限定キャンペーン 配信条件、併用制御、期限切れ、誤配信
ポイント 継続利用、LTV向上、会員制度との連動 失効、返品時の扱い、原資管理、残高整合性

まず決めたいこと

特典制度を考えるときは、いきなり画面やテーブルを考えるより、先に次のような点を整理すると進めやすくなります。

  1. 何を促進したいのか
  2. 新規獲得
  3. 再来店
  4. 客単価向上
  5. 回遊
  6. ロイヤリティ向上
  7. 誰に出したいのか
  8. 全員
  9. 条件に合う人だけ
  10. 一度使った人への次回特典
  11. どうやってコストを管理するのか
  12. 原資の上限
  13. 利用率の想定
  14. 期限や失効の考え方
  15. 運用で何が起きそうか
  16. 不正利用
  17. 誤配信
  18. 返品・キャンセル
  19. 問い合わせ対応

一元管理か、分けて考えるか

小規模なサービスでは、クーポンとポイントを近い概念として扱いたくなることがあります。実際、似た性質を持つため、共通化できる部分はあります。

ただし公開向けの説明としては、まずは 「クーポンは施策単位で見せやすいもの」「ポイントは継続的に貯めて使うもの」 と分けて考えるほうが理解しやすいです。

実装で共通化するかどうかは、以下のような事情で変わります。

  • 制度の複雑さ
  • 配信頻度とデータ量
  • 管理画面の使い方
  • 将来追加したい施策の幅
  • 運用担当者が理解しやすいか

このため、公開ページではまず違いを整理し、具体的な設計は要件に応じて判断する方針にしています。