コンテンツにスキップ

会員証 ユースケース集

具体的なシナリオを通じて、会員証の取得・提示・退会の流れを示します。

ユースケース1: 個人経営店の紙スタンプカード置き換え

シナリオ

個人経営のパン屋が、紙のスタンプカードをデジタル会員証に置き換えます。

設定

  • 入会方法: 店頭掲示コードの読み取り
  • 必須情報: ニックネームのみ
  • 入会特典: スタンプ1個プレゼント
  • 有効期限: 無期限

流れ

  1. 会計時にスタッフが「スタンプカードをアプリにしました」と案内します
  2. 来店客がレジ横のコードを読み取り、ニックネームを入力して会員証を取得します
  3. 取得と同時にスタンプが1個付与されます
  4. 次回以降は会員証画面を提示し、スタッフが読み取ってスタンプを付与します

考慮点

  • 専用機器を置かず、スタッフの手持ち端末で読み取れる運用にします
  • スマートフォンを使わない客向けに紙カードを併存させるか、移行期間を設けるかを決めておきます

ユースケース2: 誕生月特典のための任意属性取得

シナリオ

美容室が誕生月クーポンを配信するため、生年月日の入力を促します。

設定

  • 必須情報: ニックネーム
  • 任意情報: 性別、生年月日
  • 動機づけ: 生年月日を登録すると誕生月に20%オフクーポンを配信

流れ

  1. 会員がプロフィール画面で生年月日を入力します
  2. 誕生月の初日に、該当会員へ誕生月クーポンが自動配信されます
  3. 会員が来店・利用します

考慮点

  • 生年月日を後から変更して毎月特典を得る不正を防ぐため、変更回数や変更後の特典対象時期に制限を設けます
  • 誕生「日」ではなく誕生「月」を単位にすると、来店タイミングの自由度が上がり利用されやすくなります

ユースケース3: 退会と履歴の匿名化

シナリオ

会員がアプリから退会を申し出ます。事業者は集計の整合性を保ちながら個人情報を削除したいと考えています。

流れ

  1. 会員が退会操作を行うと、未利用のポイント・クーポンが失効する旨が表示されます
  2. 会員が確認して退会を確定します
  3. 会員証のステータスが「退会」になり、以後の提示・特典利用ができなくなります
  4. 個人を特定できる情報(ニックネーム、属性)は削除・匿名化されます
  5. ポイント付与・クーポン利用などの履歴は匿名のまま保持され、過去の集計値は変わりません

考慮点

  • 失効する特典の内容を退会確定前に明示します(後日のトラブル防止)
  • 再入会時に「新規扱い」とするか「復帰扱い」とするかを事前に決め、入会特典の再取得対策を用意します

ユースケース4: 更新制の有料会員組織

シナリオ

会員制の工房・スペース運営者が、年会費制の会員証を運用します。

設定

  • 有効期限: 入会から1年(更新制)
  • リマインド: 期限30日前と7日前に更新案内を通知
  • 猶予期間: 期限切れ後30日間は更新すれば継続扱い

流れ

  1. 会員が入会手続きと会費支払いを行い、有効期限付きの会員証を取得します
  2. 期限30日前に更新案内が通知されます
  3. 会員が更新手続きを行うと、有効期限が1年延長されます
  4. 更新しないまま期限を過ぎると会員証は失効し、猶予期間を過ぎると退会扱いになります

考慮点

  • 失効中の会員証提示は「期限切れ」として明確に区別して表示します
  • 猶予期間内の更新を「継続」として扱うことで、期限当日の手続き集中を緩和できます